公募展に初めて参加させていただいています。
その公募展は → 家ie 企画公募展 IETENです。 展示場所は → 家ie 大阪府池田市菅原町9-11 072-758-5501 阪急池田駅(徒歩5分です) 期間は → 2010年9月9日~10月2日 12時~18時(月・火・水はお休み) テーマは家。出展者が思い描く家の数々。 羊毛でできた屋根を浮かせて展示してくださったのは、 てまねき羊さんのアイデアとのこと。 とっても素敵に展示をしていただき感謝です! わたしの母方の祖父はガラス屋を営んでいて、 子供の頃からおじいちゃん子だったわたしはお手伝いと称して、祖父の後をついてまわるのが楽しみでした。 枚方板ガラスと書かれた軽トラに乗って現場に着くと、前掛けをして、道具箱を持ってお客さんにご挨拶をして、祖父の指示を待ちます。 取り付けの間、サッシを押さえたり、言われた道具を道具箱から取り出したり。 そうこうしている間に取り付けが終わり、わたしが水平器をあてて、祖父が確認をして「よっしゃ~」と言ったら仕事は終わり。 お客さんにご挨拶をして、軽トラに乗って帰る。 大人になってたまに手伝うくらいになった頃から、祖父のガラスを使って何か作りたいな~と思っていたわたしが出会ったのが上林先生の教室でした。 ステンドグラス教室に通うことを祖父に話すと、ガラスの切れ端を使いやすいようにカットして、手を切らないように端を処理して缶に入れて「手を切らんように、気~つけや」と言って渡してくれたのですが、そのときの祖父の手には絆創膏が4ヶ所ほど巻いてあってじ~んとしたのでした。 とゆう訳で、わたしのステンドグラスには祖父のサッシ用の建具のガラスがよく登場し、 今回は底に、基地に飾っているランプの一部にも、昨年末の教室展の際には全てに使っています。 ガラス屋は継げなかったけれど、名前だけ引き継がせてもらって、 今回の展示では*枚方板ガラス*の名前で展示をさせていただいています。 先日祖父にそのことを話したら、 「今度はガラス屋を始めるのか?」と驚きつつ、 昔話に花が咲きました。 わたしが気が多いパン屋に育った出発点はまさに、祖父なのです。
by 759bakery
| 2010-09-29 15:45
| ステンドグラス
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